キーワードが決まれば文の構成!その作り方は?
どんな記事を書きたいか、どんなキーワードをもとに記事を書くかが決まれば、次は記事の構成を考えよう。
読みやすい記事を書くには、まず分をダラダラと書き進めるのではなく、先にその記事の構成を考えましょう。
記事の構成とは、目次のことです。
例えば目次のない本ってあまり見たことがないですよね。
はじめに
第一章 ○○
1.1 ○○
1.2 ○○
第二章 ××
2.1 ××
2.2 ××
まとめ
本は大体このような目次があると思います。
アフィリエイトの記事も同様、わかりやすいようにこのような記事の構成を作ります。
本文を書く前に構成を作ることで、読みやすいだけでなく、あなた自身もとても書きやすくなります。
アフィリエイト記事の構成≪タイトル≫ですべてが決まる
記事を読まれるか読まれないか、すべてこの【タイトル】にかかっているといっても過言ではありません。
本屋さんで本を探すとき、まずは自分の欲しいジャンルの本が置かれているコーナーに行き、本のタイトルを見て「この本読んでみたいな」と手に取りますよね。
そのあとにあらすじや本の帯、目次などを見て購入されると思いますが、まず手に取らなくてはそこまでに至りません。
グーグルの検索結果には、サイトのTOPよりも記事のタイトルが表示されることがほとんどです。つまり、「本のタイトル」をアフィリエイトサイトに置き換えると、サイト名ではなく「記事のタイトル」になります。
単品商品に特化したアフィリエイトサイトならサイトタイトルも重要ですが、たとえば、私のサイトのように「アフィリエイト」と言ったようなビッグキーワードをまとめたサイトの場合は、サイトタイトルよりも「記事タイトル」に力を入れるべきなのです。
アフィリエイト記事におけるタイトルの付け方
人を引き付けるようなタイトルを作るには、ちょっとしたコツが必要になります。
①一目で内容がわかるタイトルをつける
これは、先ほど出したうなじくんが考えたタイトルについて言えることなのですが、例えば「私のきょうの出来事。」といったタイトルの記事。
果たしてこのタイトルが読まれる記事と言えるでしょうか?
こちらもまた本に例えるとわかりやすいです。
たとえば、堀江貴文さんが好きで本を探すときは、著者の名前で本を探すことが多いかと思います。
それで、「僕の生き方」なんてタイトルの本があれば、堀江さんの人生が書かれている、天才の人生ってどんなのだろう?なんて、内容がある程度想像できます。
しかし、自己啓発本を買いたいときに、「私の考え方」というタイトルの本で、その著者が全く無名の人だったらどうでしょう?
帯とか表紙とかでひかれる可能性もありますが、それなら堀江さんの「僕の生き方」のほうが読んでみたいと思いませんか?
それと同じで、アフィリエイトも、芸能人なら「今日のコーデ♡」みたいなのは通用しますが、アフィリエイト初心者の人が書くなら、なかなか興味を示してくれる人も少ないでしょう。
もし書くなら、「アラサー女子のユニクロ全身コーディネイト術」のように、あなたではなく記事の内容にフォーカスしたタイトルをつけるようにしましょう。
②検索に表示されるタイトルは最大全角32文字まで
下記図を見てください。
文字が途中で切れてしまっていますね。
検索結果には最大32文字までのタイトルが表示されます。
ですから、あまり長いタイトルをつけてしまうと途中で切れて、せっかくのタイトルが台無しになります。
お勧めの方法は、前半16文字、後半16文字に分け、特に重要なキーワードは前半に入れておくということです。
前半にはその記事の結果や、こんなことが載っているよという答え、そして後半にはその理由やターゲットを載せます。
毎日酵素ドリンクを飲んでみた!1か月後のその結果は?
タイトルの付け方は、競合サイトを参考にするのもいいですが、個人的におすすめなのは雑誌の表紙と2チャンネル(今は5チャンネルかな?)です。
雑誌の表紙はキャッチーで面白い表現がされています。2チャンネルも同様、なんか気になる…といったようなタイトルをつけています。
是非タイトルの付け方に迷ったら、一度参考にしてみてください。
タイトルには音や数字を使う
これは必ず入れなければいけないわけではないですが、キャッチーナタイトルをつけるのに効果的なのが「音」と「数字」です。
2パターン、音と数字のありなしを記載します。
〇年収1000万を叶える!在宅ワークの極意とは?
×毎朝必ず便秘解消する、おすすめの便秘薬は?
〇翌朝ドッサリ◎便秘解消におすすめの便秘薬は?
1000万やドッサリというのが付くだけでなんだかインパクトありませんか?
また、「!」や「◎」「♪」を使用したり、協調したい言葉に≪≫をつけるのも、引き付けるタイトルをつけるのにお勧めです。
タイトル作成のポイント
・32文字以内で収まるようにする。
・伝えたい「答え」を前半に持ってくる。
・音や数字を使ってイメージしやすい表現にする。
初めのうちはこれらを意識してサイトのタイトルを作るようにすると、いいタイトルが作れます。
私は記事を作成する前にタイトルを考えますが、記事を書いているうちにちょっと内容が変わったりしてしまうこともあるので、最後にタイトルをもう一度考え直すこともあります。
それ程、記事タイトルは重要視すべきポイントなのです。
記事の構成≪見出し≫はSEO対策の重要ポイント
タイトルが決まれば見出しを考えていきますが、見出しはとってもSEO対策で重要なポイントです。
見出しは<h2></h2><h3></h3>というようなタグを使用します。
※ちなみにh1はほとんどの場合サイトのタイトルに使われます。
このタグで囲まれた文字にたいして、グーグルは「コレが見出しだな」と判断します。
サイトタイトルもかなり重要なポイントですが、タイトルだけでなく見出しもきっちりグーグルが監視しています。
ですから、とにかく見出しをつければいい!というわけではなく、その見出しの付け方ひとつで検索順位が上がるか下がるかに影響を及ぼします。
では、どのように見出しを考えて、構成を作っていけばいいのでしょうか。
見出しの作り方の基本
①見出しの順番は大きいものの中に小さいものを含める
まず、先ほどお話しした通りに見出しは<h2></h2><h3></h3>といったタグを使います。
<h2>大見出し</h2>
<h3>中見出し</h3>
<h4>小見出し</h4>
もっとわかりやすく説明すると、下図のようになっています。
例えばこれの順番が、大見出し→小見出し→中見出しでもだめですし、大見出しがなくて中見出し→小見出しだけでもだめです。
大見出しのなかに中見出し、さらにその中で細分化するのに小見出しを使うといった順番で、大きいものの中に小さいものを含むようにしましょう。
②“見出し2”にはキーワードを自然に含める
見出しでも特に重要と言われているのは「見出し2」です。
この見出し2に検索キーワードを含めることで、グーグルが「この記事にはしっかりとこのキーワードについて書かれているな」と判断してくれます。
しかし、注意すべきは、キーワードを羅列しただけではいけないということです。
たとえば、「酵素ダイエット サプリ クチコミ」というキーワードで記事を書きたいとき、そのまま見出しに並べるのではなく、「酵素ダイエットのサプリは効果なし?気になる口コミ」といったように一つの文章にして自然にキーワードを入れましょう。
良い見出しの作り方は検索&ライバルを参考にする
①見出しの始まり導入文には結果を書く
まず一番上に導入文を書きましょう。
導入文の見出しは、この記事にはこのようなことが書いてますよというような内容を書くといいので、サイトタイトルと似たような形になるかと思います。
本記事では「キーワードが決まれば文の構成!その作り方は?」としています。
これを見れば、この記事には文の構成の作り方が載っているなというのがわかるかと思います。
その記事が下まで読まれるかどうかは出だしにかかっています。先に結果を書いておくと、何が書いてあるかを判断しやすく「もう少し読んでみようかな」という気になれるので、答えを出し惜しみにするよりは導入文に結果を書くことをお勧めします。
※ただし、商品の価格などを記載する場合は下の方に書いたほうがいい場合もあります。
②サジェストのサジェストを参考に
サジェストというのは、グーグルで検索をした際に出てくる、どのキーワードに関連するキーワードのことです。
例えば、「ダイエット」と検索をします。そして、空白をいれると、そのダイエットに関連した次のキーワードが表示されます。
これがダイエットのサジェストキーワードです。
そしてサジェストのサジェストというのは、そのサジェストキーワードを検索したときに出てくるサジェスト。
このようなものです。
これを利用するのです。なぜかというと、このサジェストは、よく検索されているものを優先的に表示するようになっているからです。
上図を例に考えると、「ダイエット サプリ」というのが記事全体のキーワードなら、その内容にはダイエットサプリのランキング、ダイエットサプリの効果、市販のダイエットサプリについて書くと、需要の高い記事を作りやすいということです。
思っていたようなサジェストが出てこない可能性もあるので、あくまで参考にするといいでしょう。
③上位に表示される人気記事には何が書かれているか
グーグルで上位表示されるには、単純に上位に表示されているサイトを参考にすればいいのです。
上位に表示されているということは、それだけグーグルからの評価も高く、ユーザーからの需要が高いということ。
ですから、書きたい記事のキーワードで検索した1ページ目のサイト、できれば2ページ目まではざっくりと目を通すようにしましょう。
それらにはおそらく共通するような見出しや内容が見つかるはずです。
少なくともその内容は見出しに含めたほうがいいでしょう。
しかし、上位に表示されるには、ライバルサイトより圧倒的にいい情報を乗せる事、
各見出しに対して検索をし、他のサイトより詳しい情報を載せる工夫や、他のサイトに載っていない情報を細かく調べるといいでしょう。
④雑誌やテレビを参考にする
②の段階でまだあまりライバルサイトに勝てる見出しが作れていないなと思った場合は、雑誌や新聞、テレビなどのメディアを参考にするのもいいでしょう。
それらはプロが一般の人の需要を調査して作ったものなので、旬な情報が載っているかと思います。
そこからライバルサイトにも載っていないようないい見出しの案を考え出すと、より需要に合った記事が書けます。
見出しの作り方のポイント
・導入文には結果を書く
・キーワードを自然に含める
・グーグルサジェスト機能を利用する
・他のサイトや雑誌などを参考に、他と被らないようなネタを探す
これらを意識することで、しっかりとSEO対策のできた見出し、かつ他に負けないコンテンツを作成できるようになるでしょう。
何度も言うようですが、タイトルと同等に見出しはとても重要ですので、普段何気なくネットサーフィンをしているときや本を読んでいるときなんかも、ネタ探し、いい見出しなどを意識するようになれればいいですね。
記事全体の流れをまとめる
最後に、出来上がった見出しの順番がおかしくなっていないかを整えて、まとめの見出し2を作成して構成の完成です。
記事全体の流れについては、導入、内容、まとめと言った流れですが、悩み解決系の記事を書くには「PASONAの法則」を意識して書くというのもいいでしょう。
それはその時々、その記事のジャンルなどで少し変わります。
ですので、構成に文章を書き加え、書き終えた最後には必ず読み返しましょう。
それで不自然流れになっていないかを確認し、必要に応じて順番を入れ替えてください。
まずは書いてみる!経験を積んでアフィリエイト記事構成に慣れよう
ここまでいろいろと書いたので、難しそうと思ってしまった方には本当に申し訳ありません。
ただ、構成は本当にこだわったほうがいい部分なので、とにかく一度記事を書いてみて、わからなくなればまた本記事を確認して下さい。
また、ライバルサイトの記事を読んでみて、記事の構成を頭に染み付けるというのもある意味手っ取り早い学習法です。
とにかく実践、他から知識を吸い取る、という繰り返しで、スラスラと記事構成が作れるようになるまで、諦めずに頑張ってください。
構成ができたら、いよいよ本文を書いていきます。
本文の書き方については
で紹介をしているので、参考にしながら進めてみてください。